Win2000とWinXPのCMD.EXEの機能の違いについて

%DATE% 環境変数の値

Win2000では書式はコントロールパネルの地域のオプションの短い形式に曜日を前置したもの。 ただし和暦を指定しても西暦となる。デフォルトは ddd yyyy/MM/dd*1
WinXPでは地域オプションの短い形式の書式となる(和暦の可能性もある)。 デフォルトは yyyy/MM/dd 。

地域のオプション変更は、Win2000では次に起動したCMD.EXEから有効だが、 WinXPでは即座に有効となる(以下同じ)。

date/t コマンドの表示

Win2000では書式はコントロールパネルの地域のオプションの短い形式に曜日を後置したもの。 ただし和暦を指定しても西暦となる。デフォルトは yyyy/MM/dd ddd 。
WinXPでは地域オプションの短い形式の書式となる(和暦の可能性もある)。 デフォルトは yyyy/MM/dd 。

time/t コマンドの表示

Win2000では書式は、地域のオプションで24時制の場合 H:mm*2 で、 12時制の場合 h:mmt*3*4 。 区切り記号は他の文字に変更できる。
WinXPでは地域オプションの短い形式から秒を除いた書式となる。 デフォルトは HH:mm*5

ちなみに、%TIME% はWin2000,WinXP共に H:mm:ss.tt の書式で固定で*6、 地域のオプションで区切り記号だけ他の文字に変更できる。

%~t (引数やfor制御変数の修飾子)

Win2000での書式は、地域オプションの、日付 時刻 を並べたもの。 ただし年は2桁で和暦を指定しても西暦となり、 時刻は24時制の場合 HH:mm で、12時制の場合 hh:mmt*7 。。 デフォルトは yy/mm/dd HH:mm 。
WinXPでの書式は、地域オプションの、日付 時刻 を並べたもの。 ただし時刻は分まで。 デフォルトは yyyy/mm/dd HH:mm 。

Win2000が、年が2桁とその名に反して2000年対応できてないのは皮肉か。



*1 dddは曜日
*2 Hは24時制先頭0なし
*3 hは12時制先頭0なし
*4 tは a か p
*5 HHは24時制先頭0あり
*6 ttは1/100秒
*7 hhは12時制先頭0あり

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Last-modified: 2005-03-10 (木) 16:56:42 (6979d)